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9月 定例朝礼・後期生徒会選挙

行事

令和6年9月26日(木)、9月定例朝礼・後期生徒会選挙を実施しました。

○朝礼前の静慮

静慮によって、先生も生徒も落ち着いた心で朝礼に臨みます。

○校長先生のお話

みなさん、おはようございます。

9月も残すところ、あと4日となりました。

2学期に入ってからも真夏日が続いていましたが、

ここへきてようやく秋の訪れが感じられます。

ここからしばらくの間は、朝晩と日中の気温差が大きく、

体への負担が大きくなりやすい時期となります。

空気も乾燥してきますので、

油断すると、風邪をひきやすい季節にもなります。

あらためて、一人ひとりが健康管理に気をつけていきましょう。

さて、2学期の中間考査が10月8日(火)から始まります。

今から計画を立てて、取り組んでいきましょう。

特に1学期の成績で、十分なラインに届いていない生徒は、

必ず提出物の点検などを受けて、積極的に日々の授業に取り組んで、

平常点で、プラスを重ねていって欲しいと思います。

2学期は中間考査が終われば体育大会、3年生は坐禅練成、

そして文化祭と、学校行事も続きます。

一つ一つの行事、目の前のことにベストを尽くしましょう。 

今日は、メジャーリーグで大活躍している

大谷翔平選手の話をします。

今シーズンは大リーグ史上初のHR50-50盗塁を達成するなど、

歴史的な記録を築き上げています。

その大谷選手ですが、小学校3年生の時から

「プロ野球選手になる」と言い続けていたそうです。

そして、一度もプロ野球選手になれないとは思わなかったそうです。

大谷選手が小学生の時から「プロ野球選手になる」と

はっきり言い続けられたのは、なぜでしょうか。

私が思うには、自分で自分を信じる力があったからだと思っています。

「プロ野球選手になる」という断定的な言い方は、

「プロ野球選手になりたい」

「なれたらいいな」 

「できればなりたい」

という、「願望」とはレベルが違います。

自分への強い信念がなければ、言えることではありません。 

自分はその目標がやり遂げられると、

自分を信じていなければ言えない言葉です。

みなさんは「〇〇大学に合格する」

「〇〇会社に合格する」と断言することができますか。

自分を信じることができて、

実現するための努力をこつこつ積み重ねていける

そういう覚悟があるからこそ、断言できるのだと思います。

また、大谷選手が高校時代の先生に言われた言葉があります。

「楽しい より、正しい で行動しなさい」

大谷選手は、どんなに楽しくても、

正しくないことには手を出しません。

人は誰しも、楽しいことを優先してしまいがちですが、

正しいことに行動の基準をおくことが、

みなさん、できるでしょうか。

大谷選手は、正しい行動が、いいご縁、いい運を

引き寄せることになると考えています。

大谷選手のごみ拾いは有名な話ですが、

一つごみを拾うたびに、いい運が自分に集まってくる。

他の人が捨てたゴミさえも、自分への運として吸収できるように、

積極的にゴミを拾っているようです。

一つごみを拾うたびにいい運がたまり、

ゴミを見つけることが楽しみに変わっていくようです。

このことも、自分の正しい心に従って行動することで、

いい運を引き寄せることになると考えています。

また、大谷選手は、野球の技術を向上させるための練習についても、

高校時代から「目標達成シート」で夢と目標を見える化し、

「練習ノート」で自分を振り返ってきたそうです。

今はタブレットなどを駆使して、

感じたことをiPadに文字で書き込んだり、

優れたイメージを動画で確認して、

イメージでとらえる分析も重ねているとのことです。

大谷選手は、ビッチャーとバッターの

両方をやる「二刀流」という、現代のメジャリーグでは

誰も歩いたことのない道を歩いていますが、

ピッチャーをやりながら、バッター目線になれるのは、

自分を外から客観視できる「もう一つの目」で

自分や相手を見ることができているからだと言われています。

自分自身を冷静に、客観的に見ることで、

成長のヒント改善の道筋をはっきりさせて、

レベルアップしているようです。

このような分析とトレーニングを黙々とこなして

今の大谷選手が存在しています。

一人の人間として、お手本としましょう。

結びになります。

この後、生徒会の立会演説会があります。

自分たちの代表を決める大切な選挙です。

立会演説会に臨むにあたっては、

自分の基準を持って、

自分は、立候補者の意見に賛成できるか、

賛成できないのであれば、自分だったらどうするか、

自分を立候補者の立場に置いて、

考えてみることを意識してください。

生徒会選挙は、一人一票の責任があります。

候補者の演説を真剣に聞いて、責任ある一票を投票してください。

○表彰状披露

書道部

 全国書画展覧会 第49回 ふれあい書道展

   奨励賞 2年 高橋・田村

   敢闘賞 2年  後藤

○生徒指導部より

皆さんは、「自分は友達が多い」と思いますか?

友達がたくさんいるのは良いことです。

しかし、「群れる」ことで、自分の意思はブレてしまいがちです。

友達と一緒にいる時の服装や言動、大丈夫ですか?

「誰かがやっているから自分もやっていいんだ」

と、甘えていませんか?

集団の中でも、きちんと自分の意見を持ち、

自分自身を見つめ直すことができるように努力しましょう。

秋の静慮推進週間は終わりましたが、

授業の始まりの静慮の際に、周りをよく見てください。

机は傾いていませんか?椅子は入っていますか?

2学期は大事な時期です。心を落ち着けると同時に、

身の回りの整頓もきちんとしていきましょう。

秋は地域のお祭りがあります。

伝統行事を楽しむことは大切ですが、

軽率な行動はとらないように、

自分の身は自分で守れるように行動しましょう。

さて、地域の人から、皆さんの善い行い

「善行」の報告を受けることが増えてきました。

これを機に、善行表彰の制度を創設しようと考えています。

これからも引き続き、社会に認められる、

善い行いを続けていきましょう。

2学期になっても、暑い日が続いています。

今年度は特別に、中間考査終了日の翌日まで

ネクタイ/リボンの着用をしなくても良いものとします。

令和6年度 後期生徒会選挙(立会演説)

朝礼に引き続き、令和6年度 後期生徒会役員選挙の立会演説を行いました。

○立会演説の様子

後期生徒会選挙には、会長に2名、副会長に2名の立候補がありました。

市川高校の校則や、施設・設備に関すること、

これまで生徒会活動に携わってきた想いなど、

それぞれにこの選挙に懸ける胸の内を演説し、

会場からは大きな拍手が送られました。

この後、各教室に戻って投票の後、

昼休みにクラスの代表生徒が集まって開票作業を行い、

令和6年度 後期生徒会役員が決定します。

後期生徒会の選挙(立会演説)に際し、

前期生徒会の皆さんが準備や司会進行等、

最後まで生徒会の一員として活躍してくれました。

本当にありがとうございました。

引き続き、より良い市川高校になるよう

生徒会活動へのご協力をお願いします。