令和8年5月12日(火)から15日(金)まで、坐禅の授業の中で「花まつり行事」を実施しています。


約2500年前、お釈迦様がお生まれになったのが4月8日とされており、この日を仏道では「降誕会(ごうたんえ)」、一般的には[花まつり・灌仏会(かんぶつえ)」といいます。

この日は安置された誕生仏に甘茶を注ぐことで仏を供養し、子供たちの健康を祈る仏教行事として古くから親しまれています。
(この地域では1カ月遅れの5月8日に行うのが風習となっています。)

本校においても、例年は温水プールの水泳教室に通う、地域の子供たちと一緒に「花まつり」を実施しておりましたが、温水プールの休館に伴い、ここ数年は坐禅の授業の中で、在校生の皆さんに灌仏(かんぶつ)を体験してもらっています。



灌仏とは、花で飾られたお堂(花御堂)の中に甘茶を注いだお盆(浴盆)を置き、
そこに右手で天を、左手で地を指し示したお釈迦様の誕生仏を安置し、
柄杓で甘茶をすくって頭上から注ぎます。
「お釈迦様の誕生をよろこび、天に9匹の龍が現れて甘露の雨を降り注いだ」
という故事を模して、甘茶をかける風習が生まれたとされています。

大切なことは、釈尊誕生の仏事を行ずるお互いが、
お釈迦さまと同様に人間の尊さに目覚め、
混迷する今日の社会の中でしっかりと歩む覚悟を持つことです。
仏教行事は全て、過去の行事を行いながら今日只今の自分に向けた
真理への問いに他なりません。
共に日々の精進あらんことを。