令和8年1月8日(木)、校内放送にて令和7年度3学期始業式を挙行しました。
〇開式前の静慮




静慮によって、落ち着いたこころで式に臨みます。
〇学校長式辞


全校生徒の皆さん、明けましておめでとうございます。
輝かしい初日の出とともに、令和8年(2026年)の新しい年が始まりました。
本来であれば体育館で皆さんの元気な顔を見ながら新年の挨拶を交わしたいところですが、皆さんの健康を第一に考え、2学期終業式に続き、今回の始業式も放送による実施としました。
直接顔を合わせることはできませんが、それぞれの教室でこの言葉を受け止めてほしいと思います。
新年を迎えるにあたり、校門の掲示板には、高浜虚子の俳句
「去年今年(こぞことし) 貫く 棒の如きもの」
を掲示しました。
「去年今年」とは、過ぎ去った年と新しく迎えた年が一つにつながっていることを表しています。
暦の上では年が改まっても、私たちの人生や志がそこで途切れるわけではありません。
そこには一本の棒のように、力強く貫かれた「心持ち」や「これだけは譲れないという思い」があるべきだ、ということをこの句は教えてくれます。
周囲の環境が変わっても、年が改まっても、自分の中に揺るがない目標や決意を持ち続けること。
それこそが、皆さん一人一人の成長を支える力となるのです。
今年は十二支でいう「午(うま)年」です。
馬は古来より、躍進やエネルギーの象徴とされてきました。
皆さんもこの一年、馬が草原を駆け抜けるように、自分の目標に向かって力強く前進してほしいと願っています。
しかし、勢いがある時こそ注意が必要です。
特に、SNSなどのデジタル・コミュニケーションの扱いについてです。
インターネット上の情報は、非常に速いスピードで拡散され、一度発信した言葉や画像を完全に消すことはできません。
馬も、手綱を失えば思わぬ方向へ暴走してしまいます。
SNSも同様に、勢い任せではなく、自分の感情を自分でコントロールし、
「これは誰かを傷つけないか」
「本当に発信すべき内容か」
を立ち止まって考える姿勢が大切です。
ここで改めて思い出してほしいのが、本校のスクールモットー
「私が変われば 世界が変わる」です。
誰かを傷つける言葉を発信するのか、それとも誰かを勇気づける言葉を届けるのか。
その選択をするのは、他の誰でもない自分自身です。
皆さん一人一人の小さな行動が、周囲の世界を温かくも、冷たくも変えていきます。
これは本校の校訓である、
「崇高な精神を養い、健康な身体を鍛え、互いに敬い、互いに愛し、円満な人格を完成します」
という精神の実践そのものです。
自分を見つめ、他者を敬い、他者を思いやる心こそが、「自分の中を貫く一本の棒」となり、皆さんの人格を形づくっていきます。
さて、3学期は学年の締めくくりであると同時に、次のステージへの準備期間です。
1・2年生にとっては、次の学年へ進むための大切な助走期間です。
日々の学習や生活という「当たり前の積み重ね」ができているか、今一度自分自身に問いかけてください。
3年生にとっては、高校生活の総仕上げであり、人生の大きな節目を迎える時期です。
新しい世界へ踏み出す準備として、自分を律し、目の前の課題に真摯に向き合う、丁寧な学校生活を送ってください。
結びに、1月12日は「成人の日」です。
法律上の成人年齢が18歳に引き下げられ、3年生の多くはすでに大人としての権利と責任を持っています。
1・2年生も、大人になる日は決して遠くありません。
「去年今年 貫く棒の如きもの」
この3学期、皆さん一人一人が自分の中に確かな「志」という一本の棒を立て、充実した日々を過ごしてくれることを願い、3学期始業式の式辞といたします。
〇生徒指導部長より


本日の朝礼では、生徒指導部長より、注目を集める学校としての自覚と、情報発信に伴う責任についてのお話がありました。
本校は多くの方々に関心を持っていただいているからこそ、日々の言動や行動が思わぬ形で受け取られることがあります。
外部の不確かな情報や噂に振り回され、仲間を疑ったり傷つけ合ったりするのではなく、互いを信頼し、冷静に行動することの大切さが伝えられました。
また、その場の感情や軽い判断が、後になって大きな結果として返ってくることもあるという指摘がありました。
学校としては、厳しく指導することこそが、生徒を不当な外部からの影響や攻撃から守るために必要な役割であると考えています。
教職員一同、生徒一人一人の成長を願い、常に味方であるというメッセージが送られました。
〇柔道部近畿大会激励会


校長室にて、1月24日(土)に開催される第67回近畿高等学校柔道新人大会(個人試合 -73kg級)に出場する、橋本君(2学年)の激励会を行いました。
市川高校の代表として、近畿大会での活躍を期待します。