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令和6年度 2学期終業式

行事

令和6年12月24日(火)、校内放送にて、令和6年度2学期終業式を挙行しました。

○教室の様子

この日は感染症流行防止の観点から、放送にて終業式を執り行いました。

○開式前の静慮

静慮によって、落ち着いたこころで式に臨みます。

○学校長式辞

先週より、全国的にインフルエンザの流行が拡大傾向にあります。

感染拡大防止のため、今日は放送にて終業式を行います。

さて、2学期を振り返ってみると、

体育大会、3年生の坐禅錬成、文化祭、

進路ガイダンスなど、様々な行事がありました。

終業式という学期の節目であるこの日に、

9月からの自分自身を振り返り、

来るべき新しい年の取り組みについて、

「どういう1年にしていくのか」「目指していく目標」などを

考える機会にしてほしいと思います。

3年生の皆さんは、3年間の高校生活の集大成として、

それぞれの進路実現に向けての努力を重ねてくれました。

既に多くの3年生の進路が決定し、卒業後の準備に入っています。

進路が決まったからといっても、ゴールではありません。

次の進路先への準備を続けていくことが大切です。

一方で、まだこれから試験を控えているという3年生もいます。

それぞれに大切な時期となります。

体調を整えて、悔いのない冬休みを過ごしてください。

2年生は、3年生から部活動や生徒会活動などを引き継いで、

学校の中心となって頑張ってくれました。

生徒会執行部も様々な新しい企画を考えて、

体育大会・文化祭などで活躍してくれています。

pst(プロジェクトサポートチーム)の生徒も、

オープンスクールなどで活躍してくれました。

これらのことは将来、面接試験で必ず聞かれる

「自己アピール」などで必ず評価されます。

毎年、自己アピールできることがないと悩む生徒がいますが、

高校生活の中で頑張ったことは、必ず自分の強みとなって残ります。

ぜひとも継続してほしいと思います。

2年生は先日、進学希望・就職希望に分かれて、

校外での進路学習を行いました。

自分の視野を広げて、家族や先生方とも相談しながら、

最終的な進路目標を自分自身で決定し、

それに向かって一生懸命に努力してください。

苦労の無い成功はありません。

しっかり苦労して、希望の進路を実現してください。

1年生は学校行事を一通り体験し、高校生活にも慣れ、

自分の居場所を見つけつつあるところだと思います。

この後、来年のクラス編成に向けての希望調査もあります。

2年後の目標を確かなものにするために、

この冬休みは1年生も自分の視野を大いに広げてください。

様々な仕事について知識を蓄えて、

自分がどんな仕事に向いているのか、

社会の様々なことに目を向けていきましょう。

本を読むことも大切です。

友達に良い本を紹介してもらったり、

先生や家族から紹介してもらうのもいいでしょう。

自分の視野を広げていけば、将来の可能性は広がります。

読書をすれば、自分の世界も変えてくれます。

悩んだ時にこそ、本の中にヒントがあったりするものです。

この冬休みは、自分の視野を広げることを意識してみてください。

今日はこの後、学校新聞が配布されます。

私が担当する記事には、来年の干支、

「巳年」の説明を書かせてもらいました。

また後程、読んでほしいのですが、

古来、白蛇は神聖な生き物とされ、

開運・金運を招く動物として信仰されてきました。

私たちは、ヘビのように脱皮することはできませんが、

人として成長するための脱皮は必要です。

一皮むけた大人になるよう、

自分にまとわりついている「過去の自分」から脱皮して、

新しい自分に成長しましょう。

あと1週間で今年も終わります。

行く年を振り返り、新たな気持ちで新年を迎え、

新しい目標を立てていきましょう。

今、世界では、ウクライナとロシア、

また中東ではイスラエルとパレスチナで

紛争が続いています。

紛争は、いつも社会的に立場の弱い

子どもやお年寄りが犠牲となります。

戦いで亡くなった家族の悲しみは想像に耐えません。

そう考えると、私たちの日々の生活が

どれほど幸せなことか、ありがたいことかがわかります。

人ごとではない、自分のこととして考えると、

世界の見え方が変わります。

私が変われば、世界(の見え方)が変わります。

あらためて、今の生活に感謝をして、

1日1日を精一杯生きていきましょう。

みなさんの中には、もう一人の「頑張る自分」が必ず存在しています。

もう一人の「頑張る自分」を味方につけて

新しい年も自分の限界を決めず、

精いっぱい取り組んでいきましょう。

皆さんが事故なく、健康で、充実した年末年始を過ごし、

心身ともにリフレッシュをして、 

元気に3学期を迎えられることを願って、

終業式の式辞といたします。

よいお年をお迎えください。

○表彰披露

3学年地域探究クラスのみなさんが、

一般社団法人Social Eight主催の兵庫県中播磨地域づくり活動応援事業

SDGs 2024「未来を拓く共創プロジェクト」において、

『きっといい未来が待っているで賞』を受賞しました。

○生徒指導部より

今日は「ルール」についてお話しします。

ルールとは、何もない所に生まれたりはしません。

「これをさせては危険だ」とか、何か事件が起こった時に

ルールが生まれます。

近年、「ブラック校則」という言葉をよく聞きますね。

私は父親の立場に立った時、

子どもの世代に負の遺産を残したくはないと思います。

しかし、18歳の頃はそんなことを考えもしませんでした。

よく言われる「ブラック校則」とは、

親の世代や、もう少し前の世代がつくったものです。

つまり今、君たちがしている行動は新たなルールを生み、

そのルールによって苦しむのは次の世代です。

ブラックだと思う校則を無くすことよりも、

次の世代への縛りを無くすことを考えてみませんか。

最近、通学路によくゴミが落ちています。

これを見て、大人は次にどう動くでしょうか。

通学路から離れることを禁止するんじゃないですか?

買い食いを禁止するんじゃないですか?

今一度、自分の行動を見つめなおしてください。

自分たちの後輩や、次の世代に

下らない校則を残すことのないように、

次の世代の事を考えて、自分の行動に責任を持ちましょう。

本日、「冬季休業中の生徒心得」を配付しました。

各自よく読んで、実りある冬休みにしましょう。