教育方針
本校では崇高な精神を養い、健康な身体を鍛え、互いに敬愛し、 円満な人格を完成することを校訓とし、特に感謝の念を涵養することに努めています。
このため毎週禅堂で坐禅し、また禅堂で錬成し、禅の修行にならい、食事作法にいたるまで、 生活全般にわたって規律を正しく、禅の精神を体得して、沈着冷静にして信念のある人間に育成することを教育方針としています。
校 訓
わたくしたちは
崇高な精神を養い
健康な身体を鍛え
お互いに敬い
お互いに愛し
円満な人格を完成します
理事長挨拶
理事長 多津 大無
「子どもは、親の言うとおりにはならぬが、親のするとおりにするぞ」
昔、第一子を授かったとき、厳命された箴言、今も耳底に響く因果の道理。子どもにも、お父さんお母さんにも、つらい悲しいことがいっぱいあるのにちがいない。うれしいことも楽しいこともあるのだが、やはり辛い悲しいことの方がはるかに多い。誰もが幸福を望みながら、なかなか幸福にはなり得ない。
釈尊は人生の苦を説かれた。苦の原因を自覚するところから、人生をしっかりと歩む道を示された。
誰もが生まれながらに具えもっている仏心に目覚め、大いなる生命を共に歩むお互いであるように。
自分の中にもう一人、よろこんで学び、鍛え、創造する、本来の自分が待っている。
あらゆるものに愛情をそそいでゆける、全てのことに感謝の念を抱いてゆける、心豊かな人であってもらいたい。
生徒も保護者も先生も、この縁を尊んで本来の自己に目覚める努力をする集団が市川高校でありたいと願っています。