トップページ > 市川高等学校のちょっといい話

市川高等学校のちょっといい話

市川高等学校のちょっといい話

私の涙の思い出

私は、皆さんに幸せな人生を送ってほしいといつも思っています。 高校生において、勉強や部活動も大切ですが、それと同じくらい人を思いやる気持ちが大切です。 私は、人を思いやることについて失敗したことがあります。私が中学1年生の時の事です。 私は釣りが好きだったので、日曜日に友達と海に釣りにいきました。
お昼になって、私は、弁当を持って行ったんですが、友達は、忘れていました。 私は何も考えずに弁当を食べ始めると、友達は、私から、遠く離れて釣りをしていました。 家に帰って夕食を食べながら、その話を家の人にしました。 すると私の父が「お前は、なぜ、自分の弁当を半分友達にあげなかったんだ。残念なことをしたなー」と、しみじみ言いました。 私はそう言われてやっと気がついたんです。夕食の途中だったんですが、自分に対し恥ずかしいのと、そんなことに気づかなかった悔しさで、食欲が全く無くなって、自分の部屋で、泣いた経験があります。 皆さんは、そういう機会があれば、気がついて思いやりのある言葉や行動がとれるようになっていただければ嬉しく思います。

リスト表示に戻る