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「校長室からのちょっといい話」朝礼NO.2 2012/09/08

皆さん、こんにちは。市川高校の校長石田です。本校の朝礼でお話しした中で「ええ話やな~」と思ってもらえるような内容をホームページをご覧の皆様にお伝えしたいと思います。今回(朝礼NO.2)は主に参考文献・・・・「私が一番受けたココロの授業」(比日井和孝、美恵著)ごま書房新社から引用した内容の話です。

(朝礼NO.2)私の皆さんに対する最終的な願いは一つです。それは、皆さんに幸せな人生を歩んでほしいという事です。

さて、前回山口県の松下村塾の吉田松陰先生の話をしました。「自分が何のため生まれてきたか」ということを知るためには毎日の生活の中でやるべきことを真剣に取り組むと自然にわかってくるという話しをしました。皆さんがやるべき大切なことが3つあります。それは、「挨拶」「掃除」「素直」の3つです。今日は挨拶について話します。皆さんに「挨拶をしましよう」と言いますと、最初はよくしてくれますが、だんだんしなくなる人が多いんです。一般的に見ても小学校低学年の頃は、本当に元気な挨拶をしています。ところが、中学、高校とだんだん挨拶ができなくなる人が多くなります。これは、なぜなんでしょうか。たぶん「恥ずかしい」とか「めんどくさい」とか思うんでしょうね。部活動の人はどうでしょうか。本校では、立ち止まって一礼をして相手の顔を見て大きな声で実にりっぱな挨拶をしてくれます。しかし、これでも十分とは言えないんです。何が足らないと思いますか?それは、挨拶をすることよりも、挨拶の意味を良く知ったうえで「挨拶って大切なんだよなー」と思う心で挨拶をすることが大切なんです。私も経験がありますが、中学生になって部活動に入ってまず、教えてもらうのが、「先輩にきちんと大きな声で挨拶をしなさい」と言われます。それまで、そのような事をしていなかったので、時々忘れると、先輩から注意をされることもありました。しかし、その時なぜ挨拶が大切か、その理由をきちんと教えてもらった人は、ほとんどいないと思います。つまり挨拶のやり方を教えてもらっただけで「挨拶の心」を教えてもらってないんです。それでは、挨拶とは、どんな意味があるのか説明します。「挨拶とは、相手に対して心を開くこと」なんです。逆に挨拶をしないということは、相手に対し心を閉ざしているということなんです。ですから、挨拶は、幸せな人生を送るためには、やるべき大切な事なんです。
 こんな話があります。経営コンサルトの方から聞いた話です。経営コンサルトというのは、「こうやれば売上げが上がる」「こうやれば会社がうまくいく」というやり方を会社にアドバイスするんですが、ある会社にアドバイスすると大成功するのに、同じようなことを別の会社にアドバイスしても全然うまくいかない事があるそうなんです。その違いが挨拶だったんです。大成功するところは、会社の中で、社員同士が気持ちのいい挨拶ができています。うまくいかない所は、挨拶ができていないそうです。気持ちのいい挨拶ができる所は、心を開いて、人の話を聞くことができますから、「なるほど、そうやればいいのか、それなら。そのようにやってみよう」と思うわけです。学校でも同じです。先生方も心を開いてくれる生徒に対しては、何とかしてやりたいと言う気持ちになります。心を開いてくれない生徒に対しては、「何回言ってもわかってもらえないんだったらこれ以上言っても無駄やなあー」と思ってしまいます。
 挨拶する上で大切なポイントを言います。
 まず、自分から挨拶をするということです。自分が心を開かなかったら、周りの人も心を開いてくれません。挨拶をするのが、恥ずかしいという人がいますが、挨拶しない方が恥ずかしいんです。また、挨拶をして相手がしてくれない事もありますが、そんなことは、いちいち気にする必要はありません。「そういう人なんだなあ」とそれ以上考えない事です。「自ら挨拶をする」の次は、気持ちをこめて、大きな声でして下さい。挨拶は、生きていく上で最も大切な事です。私が一番きちんと挨拶をしてほしいのが、家族の人に対してです。家族の人にきちんと挨拶ができる人はどこにいっても通用する人です。逆に学校や部活動で挨拶ができても家族に挨拶ができないような人は、結果は出ません。家の中で「おはようございます」「行ってきます」「ただいま帰りました」食事の時は「いただきます」あとは「ごちそうさまでした」保護者の人が仕事から帰ってきたら「お帰りなさい」寝るときは「おやすみなさい」挨拶というのは、それだけではありません。保護者に何かしてもらったら「ありがとうございます」と言えることも大切です。何かしてもらったらと言いましたが、弁当を作ってくれることに対しても「ありがとうございます」と言えるのが大人の心を持っているという事なんです。家族の人に迷惑をかけたら「ごめんなさい」「申しわけありませんでした」ときちんと言わないといけないんです。家族だからこそ、そういう礼儀を大切にしないといけません。時々、自分の保護者に対し偉そうにいう中学生、高校生を見ますがそんな人はだだをこねている5歳と同じ精神レベルですから、恥ずかしいのをとおり越して悲しくなります。思い当たる人がいれば今日から改めてほしいと思います。きちんとした挨拶は、自分を変えます。自分が変われば幸せな人生を歩めます。最後にもう一度言います。挨拶の意味は、自分の心を開く事です。挨拶のポイントは、自分から心をこめて大きな声ですること、特に家族の人に対し一回でも多く挨拶をするように心掛けて下さい。皆さん挨拶を1回するのに5秒もかかりません。10回しても1分もかからないんです。一日わずか一分間意識するだけで、自分を変えることができます。是非今日から取り組んで下さい。


いかがですか?こういう話を読むとつくづく日常生活における姿勢(気持ち)が大切でその気持ちになれば自身の改善できるところはいくらでもあると感じます。自分が生まれてきた役割を知り努力することが幸せな人々と言えるかもしれませんね。
自分の身辺な人に対する挨拶を今一度、見直し礼節を尽くしてみてはどうでしょうか?